２０１３年のポール・マッカートニーの公演に行った結果
ポール・マッカートニーが再来日するらしいです。ただいまチケット先行予約中。
去年は公演がキャンセルになってしまったけど、一昨年の公演は最高だったので、皆に是非おすすめしたい。一昨年書いた私の感想をブログにリサイクルします。
特にビートルズの熱狂的ファンでもない人が行った結果、下記のような感想になります。
チケットは一昨年より高いけど、去年よりは安いかな〜。まぁ、ポールの公演に関しては高い安いとかもはやないんですけどね。
ポール完全復活、再来日！アウト・ゼアー ジャパン・ツアー 2015
↓下記、２０１３年１１月１１日にポールの公演に行った直後のfacebookの投稿。
わたし、今夜23年間生きてきた分の元を取りました。
本当、生きた年数分の元が取れるライブ、凄まじい。
行く前はさ、「16500円かぁ、高いなぁ」って思ってたの。行った後の感想を言うとね、「ばかやろう、安過ぎるわ!!!なんだ16500円って!!!!もっと取れよ!!」という感じ。なんかね、100万ドルのライブってキャッチコピーつけといてよ、と思った。
というか、「このライブにいくら払えるか」って考えた時、上限が見えなかった。値段がつけられないほど価値があるもの、ってこういうことか！と身を以て体験しました。それをお金で買えたなんて本当にありがたい。
だってさ、「Let it be」とか「hey jude」とか「yersterday」とかビートルズのポール・マッカートニーが生で歌ってるんですよ。目をつぶるとポール・マッカートニーの声がして、目を開けたらそこにいるの。
テレビでもDVDでも、youtubeでもニコニコ動画でもない、生のポール・マッカートニーの生の「Let it be」「hey jude」「yesterday」「blackbird」。
小学校の時、教科書に載ってて、リコーダーでぴーひゃら吹いてた曲。ビートルズなんて伝説だと思ってた。のに、そこにいるんだもん。もうこれは本当、数日前にチケット取った自分に感謝。
周りの人皆泣いてた。後ろの人がずっと「生だよ！？本物だよ！？ありえない!!!うわー!!」って叫んでてさ。いや、本当にその通りです。
正直、期待はしていなくて母がビートルズ好きだったから誘って一緒に行っただけだったんやけど、もう今夜いけて本当に良かった。23年間の元取って、伝説の歌を生で聞けて、ポール・マッカートニーはプロとかいうレベルを超えてました。
あとメジャーな曲ばかりやってくれたのが本当にサービス精神がすごい。私メジャーな曲しか知らなくて、ちゃんと楽しめるか不安だったんだけど、皆が期待してることをそのまま返してくれるのってすごいよね。以前いったボブ・ディランは昔の曲なんか全然やらなかったのね。それはそれでアーティスト精神なんだろうけど、期待されたことを、ちゃんと返してくれるポール・マッカートニーから学ぶこともかなりあった。最後にやる曲とかもやっぱり定番だと思うし、お客さんが喜ぶってわかってても定番はやりたがらない人とかもいるやん。
でもちゃんと皆が「これ！これまだでしょ！これやってよ！」って曲をちゃんと持ってくるあたりが最高。アンコールも2回もあった。
めっちゃ日本語しゃべってくれてた。文章で。
定番の「おおきに～」もそうだし「これは○○のために書いた曲」とかも日本語。ほかにもたくさん。
英語で「大阪は地元だからさ」とかリップサービスもありがとう。ほかのとこでするとしてもありがとう。うれしいよね、そこに来て聞いている人は。
期待されてるな、と思うとわざと返したくないときとかある。天邪鬼的な。でも今夜のポールを見習って、期待されたことはきちんと返そうと思いました。
いや本当に体型とか、スタイルとか、声とかも、きちんと維持されてて、年齢を全く感じなかった。「年だししょうがないよねー」とファンに言わせないあたりがプロを超えてた。「ポール、年だけど大丈夫かな？」とかも全く頭に浮かばなかった。
不安を感じさせずに楽しませてくれる。
本当にエンターティナーだった。
年齢っていうハードルを越えて、さらに、クオリティも抜群って超人すぎる。
さすが伝説。というかこれが伝説レベルなんだという感じ。格が違いすぎて今まで私が観てきたアーティストはなんだったんだろうと思った。
もちろん、楽しいライブは多かったけどクオリティで考えると、Jake Baggくらいだったと思う。CDそのままの歌声が聞けたのって。
行けるチャンスがあれば行く、お金は惜しまない、って大事なことだなと実感。高く見えても、行ったらそれ以上、もしくは何百倍もの価値だったりする。
行かなくて損するわけじゃないけど、行ったらこんなに得するなんて。
楽しめて、学ぶこともたくさんあって、とにかく、ポール・マッカートニーのすごさを目の当たりにできて良かった。すごく貴重だと思う。本当に。人生の価値観に影響を受けるほどのコンサートに行けたなんて。
hey judeを、Ob-La-Di, Ob-La-Daを一緒に合唱したんだよ、ポール・マッカートニーと。将来孫ができたらめっちゃ自慢しよ。
↑投稿はここまで。
今読んでも当時の自分熱い。でもこの日はとにかく感動と驚きと満足感がすごかった。本当に１万５千円が破格の値段だと思いました。今思い出しても、後ろの人の感嘆の声とか、ポールの声や、会場の雰囲気、終わった後の満足感が蘇ってきます。
しかし、１年半経つけど、読み返して自分は未だに天邪鬼で期待されたことをそのまま返すのは中々できないなぁと改めて実感。またポールを見習うところからスタートします。
今回は、公演数が少ないからチケットは争奪戦かも。でも、私は一昨年いけてとても素晴らしいと思ったので、皆にも勧めます〜。チケット取れたら誰か誘うので行きましょ〜。
